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家で焼肉を美味しく快適にする方法!臭いや煙対策から焼き方のコツまで解説

家で焼肉を美味しく快適にする方法!臭いや煙対策から焼き方のコツまで解説

家で焼肉をすると、焼肉屋に行くよりも安くて手軽なものの、臭いや煙といった困りごとも多く発生します。

奮発して買ったお肉なのに、イマイチ美味しくない、特別感がないといったケースも少なくありません。

本記事では家での焼肉を快適に楽しめるよう、以下の項目を解説します。

  • 焼肉の困りごとと対策
  • 焼肉プレートの選び方
  • おうち焼肉におすすめの具材やメニュー
  • おうち焼肉を美味しくするコツ

家での焼肉をより快適で美味しくするには、使う焼肉プレートの選び方も重要です。

おすすめの具材や美味しく食べるコツを知って、おうち焼肉を今まで以上に楽しみましょう。

目次

家で焼肉するときに気になる3つの困りごとと対策

家で焼肉をすると、「これだから家で焼肉はしたくない」と思うような困りごとも発生します。

  • 焼肉の臭いが部屋に染みついて残る
  • 火災報知器が反応するほどの煙が出る
  • 油がはねて後片付けが大変

焼肉をする以上、臭いや煙の発生は避けられません。

油がはねる範囲は意外と広く、特有のギトギトやヌルつきは掃除が大変です。

しかし、上記3つは対策しておくと被害を最小限に抑えられます。

困りごとに対する対策法を確認して準備し、焼肉を楽しみましょう。

焼肉の臭いが部屋に充満して翌日も取れない

焼肉をすると、部屋全体に独特の油臭が充満して取れません。

翌日以降もしつこく残りやすく、特に新築の家やリビングで部屋干ししている家では対策が必須。

臭いのもとになるのは、具材を焼いたときに発生する油が混じった煙です。

  • 油混じりの煙を発生を抑える
  • 油臭が付いたら重曹スプレーで早めに消臭対策をする
  • 煙が空間に漂っているうちに濡れタオルで吸収させる

油が混じった煙を発生させないためには、肉を焼くときの温度が高くなり過ぎないよう調節が必要です。

対策をしても臭いは発生するため、油臭がついてしまった部分には重曹スプレーを試しましょう。

焼肉が終わってから時間が経っていないなら、濡れタオルを使うと臭いの染みつきを軽減できる可能性があります。

臭いのもとになる油混じりの煙は高温で肉を焼くと発生する

焼肉の臭いが部屋に残る大きな原因が、高温に熱された肉や調味料の油が揮発した煙(油煙)です。

煙たいと感じなくても、高温で油を熱したら油煙が発生して空気中に拡散します。

分かりやすい例は、コンロ上の換気扇です。

換気扇はほぼ毎日油煙を吸い上げているため、直接油が飛んでいないのにギトギトしています。

温度220度以上が油煙発生の目安

一般的に、油が220℃を超えると油煙が発生します。

脂が多いロースやカルビのほか、サイドメニューの調理にバターを使うときは特に油煙が多くなりやすいです。

油煙は部屋のソファーやカーテンなど布製品のほか、壁紙や床など部屋全体に拡散します。

白い壁紙が年数とともに黄ばんでくるのも、おうち焼肉をはじめとした調理で蓄積していった油煙が1つの原因です。

温度設定を220℃以下にして、できる限り油煙を防ぎましょう。

重曹スプレーは吹きかけるだけで油臭対策できる

焼肉が終わってから部屋の臭いが気になったら、重曹スプレーを試してください。

重曹スプレーは、水100mlに対して重曹小さじ1杯を溶かすだけで完成です。

重曹はアルカリ性のため、酸性の油汚れを中和・分解させる作用があります。

油煙も油汚れのため、重曹スプレーを吹きかけると中和され、臭いの発生源がなくなる仕組みです。

洗えないカーテンやソファーをはじめ、テーブルを拭くのにも活用しましょう。

壁紙の油取りにも有効ですが、タイプや材質によって使えないケースもあります。

アルカリ性の洗剤や濡れること自体がダメな壁紙には、重曹スプレーを使えません。

布製品に臭いが染みつく前に濡れタオルを振り回して吸収させる

焼肉直後、空間そのものが臭うなら濡れタオルを振り回して臭いを吸収させましょう。

タオルが水に濡れていると、油煙を吸着して拡散するのを防ぎます。

焼肉をした場所の近くだけでなく、部屋全体を動きまわってくまなく臭いのもとを取り除いてください。

油煙が付着したあとにタオルを振り回しても意味がないため、焼肉をしてすぐに行うのがコツです。

以下の方法を試すと、よりリフレッシュ感があります。

  • 普通の水ではなく重曹スプレーに使った水でタオルを濡らす
  • 濡れタオルに数滴アロマオイルを垂らす。

重曹や好みのアロマオイルを活用して、臭い対策に役立てましょう。

煙がひどく火災報知器が反応してしまう

家で焼肉をしていると、煙を多く出し過ぎて火災報知器が反応するケースがあります。

戸建て住宅でもびっくりしますが、マンションやアパートでは近隣住民も巻き込んで騒ぎとなるため絶対に避けたいところ。

火災報知器が反応するほどひどくなくても、あまりにプレートから出る煙が多いと目に染み、煙たくて具材を焼くのにも支障が出ます。

焼肉の煙対策は、「出さない」「充満させない」の2つです。

できるだけ煙を出さない焼き方で、空気をこまめに入れ替えると煙の悩みを減らせます。

部位や食材ごとに火力を調整して焦げ付きを防ぐ

温度を調節できる焼肉プレートなら、火力を調整して焦げ付きを防ぎましょう。

焼肉は火力が高いと美味しいイメージもあり、つい温度を高く設定しがちです。

温度が高過ぎると肉や具材の水分が一気に蒸発し、焦げ以外の要因でも煙がひどくなります。

できれば200℃前後に設定して、煙が出にくい状態をキープしてください。

食べるペースが落ちたときは、具材を皿に避けてプレート上で焦がさないことが肝心です。

一度プレートに焦げ付くと、焼肉中に綺麗に取り除くのが難しいためずっと煙が出続けます。

肉から出た脂も、放置して焼き続けると焦げ付いて煙の原因になりやすいです。

  • 脂身の多い肉を焼いたら軽く拭く
  • ナスやマイタケなど脂を吸収する野菜類を焼く

プレートを高温にし過ぎず、焦げ付きの原因となる脂を極力残さないよう対策しましょう。

窓はこまめに開けて煙を部屋に充満させない

煙を充満させないためには、窓をこまめに開けて通気性を良くするのが効果的です。

風の通り道ができるよう、2か所開けられると室内の煙を早く排出できます。

なるべく換気扇に近い場所で焼肉をするのも煙対策として有効です。

換気扇の近くで調理するのが難しいときは、強さを最大にして空気の流れを換気扇に向かわせましょう。

どちらの方法でも、煙を外に排出する空気の流れを作るのが重要です。

油がはねてテーブルがいつまでもギトギトしている

焼肉をすると、プレートの外まで油がはねてテーブルがギトギトになりやすいです。

油がはねる大きな原因は、水や調味料が蒸発する勢いで油をはじき飛ばすこと。

水は100℃になると沸騰して蒸発しますが、プレートの上で油に包まれていると行き場をなくして内部で膨張します。

限界を迎えるとパンとはじけて、水分を包んでいた油が周囲に飛び散り汚れの原因に。

急速解凍して表面に水分が多く付いたロース肉や、水がふき取り切れていない魚介や野菜を焼くと油はねが起きやすいです。

焼く前に食材の水分を取り除くと、油はねを防げます。

焼く前に新聞紙をテーブルに敷くと後片付けが楽になる

油はねによるギトギト汚れの型付けを楽にするには、汚れたくないところに新聞紙を敷くのが手っ取り早いです。

テーブルのプレートまわりに敷いたり、壁が近いときは壁もカバーして油で汚れるのを防ぎましょう。

油と水分を一緒に熱さないのが根本的な解決方法ですが、焼いていれば食材からも水分が出ます。

焼く面が平坦なホットプレートでは油はねの対応がしにくいため、油が飛んでも大丈夫なよう新聞紙を活用しましょう。

余分な油や水分を下に落とせる構造の焼肉プレートを選ぶと、油はねが軽減できます。

おうち焼肉をグレードアップさせる焼肉プレートの選び方

おうち焼肉の美味しさと手軽さを両方グレードアップさせるには、焼肉プレート選びが重要になります。

臭い・煙・油はねの3つの困りごとも、対策できる焼肉プレートを選べば軽減できる可能性が高いです。

  • 臭い・煙対策にスモークレスタイプがある
  • 焼肉特化のプレート以外もセットになっている商品がある
  • 手入れや洗いやすさも重視する
  • 加熱方式によってメリット・デメリットがある

特に煙が気になる人には、スモークレスタイプがおすすめです。

焼肉以外のメニューも家で楽しみたい人は、プレートが複数ある商品を選びましょう。

手入れがしにくいと、面倒に感じて楽しめません。

家での焼肉をもっと美味しく、快適に楽しめる焼肉プレートを選びましょう。

臭いや煙対策をしたい人はスモークレスタイプを選ぶ

焼肉のときの臭いや煙が気になる人は、スモークレスタイプの焼肉プレート(無煙ロースター)を選びましょう。

スモークレスタイプには、以下のいずれかの特徴があります。

  • 油や水分が下の落ちる構造のプレートになっている
  • 吸煙ファンがある
  • 温度調節機能がある
  • 遠赤外線でじっくり加熱する

網状や溝があるプレートは、余分な脂や水分が溜まらず油煙や油はねを軽減できます。

吸煙ファン付きなら、目に見えない油煙対策も可能です。

焼く温度が高くなり過ぎないよう、細かく調節できたりじっくり加熱したりするタイプなら、焦げ付き防止にも役立ちます。

スモークレスの条件に当てはまる、おすすめ焼肉プレートを3つ紹介するので、希望の商品があるかチェックしてください。

山善「XGRILL PREMIUM」

山善「XGRILL PREMIUM」

項目 詳細
公式ショップ https://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/r4f16/
加熱方式 電気ヒーター・下火式
温度調節 保温・140℃・170℃・200℃・230℃
プレートのタイプ 縦格子プレート(穴あき)+小さい食材用プレート
吸煙ファン あり
大きさ・重さ 幅:51.5cm
奥行:29cm
高さ:14.5cm
重さ:4.9kg

山善のXGRILLシリーズは、油が落ちやすいよう、プレート裏がX形状になっているのが特徴です。

シリーズ最上位モデルのPREMIUMは、吸煙ファンが付いていて煙も吸い込んでくれます。

すき間から落ちそうな具材は、端にある穴なしプレートで焼けるのが地味に嬉しいポイントです。

温度調節は5段階あり、臭いや煙の発生を徹底的に抑えながら適温で美味しい焼肉が楽しめます。

肉から小さい食材まで快適に焼きたい人は、山善のXGRILLシリーズを選びましょう。

イワタニ「スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2」

イワタニ「スモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2」

項目 詳細
公式ショップ https://item.rakuten.co.jp/i-collect/0006409/
加熱方式 ガス直火(カセットコンロ)・下火式
温度調節 不可(約210℃~250℃にコントロール)
プレートのタイプ 溝・スリット入りプレート
吸煙ファン なし
大きさ・重さ 幅:30.3cm
奥行:27.8cm
高さ:14.9cm
重さ:約2.0kg

直火で焼肉の香ばしさを楽しみたい人は、ガスボンベの直火タイプが向いています。

やきまるⅡは穴あきプレート下に水皿があり、バーナーと焼き面の間に適度に熱がこもる構造です。

適度に熱がこもる構造による温度コントロールと、油の通り道を作る工夫で煙の発生を抑制。

油が直火にあたって煙が発生しないよう、形状も工夫されています。

電源タイプよりもコンパクトで軽いため、焼肉後の手入れや保管がしやすいのもメリットです。

直火タイプで煙の出にくいプレートが希望なら、イワタニのスモークレス焼肉グリル やきまるII CB-SLG-2を選びましょう。

エムケー精工「無煙ロースター ヘルシーグリル HG-100K」

エムケー精工「無煙ロースター ヘルシーグリル HG-100K」

項目 詳細
公式ショップ https://www.mkseiko.co.jp/ls/products/hg/hg-100k.php
加熱方式 遠赤外線直火(電気)・上火式
温度調節 保温・低温・高温
プレートのタイプ 溝入りプレート
吸煙ファン なし
大きさ・重さ 幅:36cm
奥行:44.5cm
高さ:30.5cm
重さ:約4.8kg

エムケー精工の無煙ロースター ヘルシーグリル HG-100Kは、遠赤外線でじっくり加熱し、煙の発生を抑えるタイプのロースターです。

上から直接加熱されるだけでなく、温まったプレートからも熱が加わるため、両面を一気に焼き上げます。

ノンフライ調理機としても使えて、焼肉といっしょに冷凍のフライ物も楽しめるのが他とは大きく異なるポイント。

プレートが回転して焼きムラを防げるほか、手を伸ばさなくても具材が取れるのも嬉しいメリットです。

操作しやすいタッチパネル式で、焼き時間も細かく調整できます。

焼き過ぎによる煙を防ぎたい人や、ノンフライ調理器としても使いたい人には、エムケー精工の無煙ロースター ヘルシーグリル HG-100Kがぴったりです。

焼肉以外でも使いたい人はプレートが複数あるタイプがおすすめ

焼肉以外でもプレートを活用したい人には、お好み焼きやたこ焼きプレートがセットになったタイプが向いています。

プレートを付け替えるだけでいろいろなメニューが楽しめるので、棚にしまいっぱなしになりにくいです。

  • せっかく買うなら他のメニューでも使いたい
  • おうち焼肉は年に数える程度しかしない

どちらかに当てはまる人は、焼肉以外にも使えるホットプレートを選びましょう。

BRUNO「コンパクト グリルホットプレート」

BRUNO「コンパクト グリルホットプレート」

項目 詳細
公式ショップ https://bruno-onlineshop.com/item/07760946.html
加熱方式 電気ヒーター・下火式
温度調節 60℃~250℃(無段階調節可能)
プレートの種類 減煙穴あき
平面
たこ焼き
吸煙ファン なし
大きさ・重さ 幅 :37.5cm
奥行:23.5cm
高さ:17.5cm
重さ:約3kg(平面プレート装着時)

BRUNOのコンパクト グリルホットプレートはコンパクトなサイズで、1人焼肉用にもぴったりのホットプレートです。

減煙グリルプレート採用で、煙や油はねも軽減できます。

焼肉向きの穴あきプレートは油が下に落とせて、細かい温度調節も可能と機能も充実。

プレートは別売りオプションでセラミックコート鍋などもあり、1台あれば様々な料理に応用可能です。

1台で幅広い料理を楽しみたい人は、BRUNOのコンパクト グリルホットプレートを購入しましょう。

タイガー「グリルなべ 3枚プレート CQD-B300」

タイガー「グリルなべ 3枚プレート CQD-B300」

項目 詳細
公式ショップ https://item.rakuten.co.jp/tiger-online/cqd-b300th/
加熱方式 電気ヒーター・下火式
温度調節 保温~240℃無段階調節
プレートの種類 穴あき波型
たこ焼き
深鍋
吸煙ファン なし
大きさ・重さ 幅:43.2cm
奥行:40.2cm
高さ:18.8cm
重さ:7.0kg(プレート3枚含む)

焼肉だけでなく、しゃぶしゃぶ鍋物も楽しむ人には深鍋が選べるグリル鍋が向いています。

タイガーのグリルなべ 3枚プレート CQD-B300に採用されている焼肉向きの穴あき波型プレートは、すり鉢状で油が流れやすい構造です。

深鍋には遠赤土鍋コーティングが施されており、便利さだけでなく美味しさにこだわりたい人でも満足できます。

本体ガードが丸洗いできる手軽さも、便利に利用できるポイントです。

焼肉と鍋物をする機会が多い人は、タイガーのグリルなべ 3枚プレート CQD-B300を選びましょう。

プレートや受け皿の洗いやすさも重視する

焼き肉プレートを購入する際は、プレートや受け皿の洗いやすさも重視しましょう。

焼肉プレートの中には、プレートが大き過ぎたり分解が複雑だったりして洗いにくいものがあります。

フッ素樹脂加工がされていない鉄製プレートや網だと、焼いた具材がくっついて後片付けが大変です。

型付けが大変な焼肉プレートは、使うのが億劫になりがちで自然と出番も減っていきます。

今回おすすめの商品として紹介した5種類の焼肉プレートは、いずれも分解しやすく洗いやすい構造です。

本体とプレートのすき間に落ちたカスや油汚れも落としやすいため、焼肉後もストレスなく片付けられます。

3つの加熱方式にはそれぞれメリットとデメリットがある

焼肉プレートには3つの加熱方式があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

自分が重視したいのはどのような点なのかを見極め、失敗を防ぎましょう。

加熱方式 メリット デメリット
電気ヒーター(ホットプレート) 細かく温度調節ができる
保温機能がある
幅があり保管に場所をとるものが多い
ガスで直火 焼肉らしい香ばしさが堪能できる プレートの温度を細かく調節できず高温になりやすい
遠赤外線の上火式 油煙が出にくい
保温機能がある
香ばしい仕上がりになりにくい
脂が少ない肉はパサつきを感じる場合がある

焼肉屋さんのような香ばしさを味わいたい人は、ガスで直火が1番近いです。

電気ヒータータイプの焼肉プレートは、高温から保温まで幅広く温度が設定できて調理にこだわりたい人に向いています。

遠赤外線の上火式は、温度が上がりにくく油煙が出にくい加熱方式です。

  • 焼肉らしい香ばしさを重視する人はガス
  • 調理にこだわりたい人は電気ヒーターの焼肉プレート
  • とにかく煙を出したくない人は遠赤外線の上火式(無煙ロースター)

おすすめな人の特徴から、ニーズに合った焼肉プレートを選びましょう。

おうち焼肉がもっと楽しめるおすすめの材料やメニューを紹介

おうち焼肉は、肉はもちろん他の具材にもこだわるともっと楽しめます。

  • 肉は精肉店や専門店で買うと種類豊富で鮮度も良い
  • 魚介類も焼くと豪華な雰囲気になる
  • 肉に合うおすすめ野菜
  • トロトロもカリカリも人気のチーズ
  • 薬味を工夫して美味しくヘルシーに
  • 美味しい肉の油が活かせるシメや主食

メインとなる肉のほか、魚介もあると味のバリエーションが増えて豪華です。

栄養バランスの面からも、サイドメニューに野菜は必須。

タレ味に飽きた、新しい食感が欲しいといったときは、チーズも活用しましょう。

おすすめの薬味やシメについても、つい試したくなるアイデアを紹介します。

肉は精肉店や専門店で買うほうが鮮度がよく選択肢も多い

焼肉の主役でもある肉は、できれば精肉店や専門店で選びましょう。

店頭に並ぶまでの工程が少なく、スーパーで買うよりも鮮度がいいものが手に入りやすいです。

肉の種類も豊富なので、あまり見かけない希少部位だと焼肉がさらに盛り上がります。

焼肉におすすめの牛肉の部位は?

牛肉は、部位により脂(サシ)の加減ややわらかさが全く異なります。

馴染みのある部位はもちろん、せっかく専門店で買うなら食べたことがない部位にも挑戦してみましょう。

焼肉に向いている、牛肉の主な部位の特徴は以下の通りです。

部位の名前 具体的な部位 特徴
カルビ(バラ肉) あばら骨の周辺 脂と赤身が層になっていて、ジューシーで肉の旨味が強い。程よい噛み応え。
ザブトン 肩ロース肉のあばら側にある部分 細かくサシが入っていて、とろけるようなやわらかさ。甘みのある脂と肉の旨味の両方が楽しめる。
ランプ 腰からお尻にかけての部分で分類はモモ肉 赤身肉でサシは少なめ。モモ肉らしい味わいとサシの甘さがあり、適度にやわらかい。
ヒレ 腰の下 脂が少ないながらきめ細かく非常にやわらかい。肉の旨味を感じながらさっぱり食べられる。
ハラミ 横隔膜 脂と肉特有のクセが少なくあっさりしている。食感はやわらかい。

近くに精肉店がない人は、ネット通販で買うのもおすすめです。

希少部位がセットになっているなど、焼肉用にパッケージ化された商品も多くあります。

ネットでは全国の肉専門店が多数出店しているので、ブランド牛から訳あり品まで選択肢が幅広いです。

豚肉や鶏肉も焼肉ならではの部位を楽しもう

牛肉だけでなく、豚肉や鶏肉も焼肉に加えるとアクセントになります。

豚肉なら、ジューシーで旨味たっぷりのバラ肉は欠かせません。

トントロもあると、より本格的な雰囲気の焼肉になります。

牧場や専門店のこだわりソーセージがあると、お酒によく合い子どもにも喜ばれやすいです。

鶏肉は焼き鳥スタイルや下味を付ける

普段の食卓でも出番が多い鶏肉は、串に刺して焼き鳥スタイルにしたり下味をつけたりするといつもと違った雰囲気が出ます。

調理が面倒な人は、ネット通販で味付けも済んだ焼き鳥が購入可能です。

国産鶏肉でも安価で大量に買えるケースが多く、大人数でのパーティーやBBQでも重宝します。

魚介類を用意するとおうち焼肉が豪華になる

魚介類があると、見た目にも豪華なおうち焼肉になります。

比較的手に入りやすいのは、以下の3種類です。

  • エビ
  • イカ
  • ホタテ

焼肉をするときの、それぞれのおすすめの食べ方や焼き方のコツを知って調理すると、より美味しく味わえます。

エビ

エビを焼肉プレートで焼くときは、殻付きのほうがジューシーでパサつきを抑えて焼き上げられます。

焼肉のタレには付けず、塩とレモンなどさっぱりした味付けで食べても美味しいです。

オシャレな焼肉にしたい人や、肉にエビの匂いを移したくない人にはアヒージョがおすすめ。

アルミ製のカップやアルミホイルを皿状にして、エビやニンニクがひたる程度のオリーブオイルを注ぎます。

ハーブやじゃがいも、きのこ類など好きな食材を入れ、煮立って具材に火が通ったら完成です。

イカ

味がタンパクなイカは焼肉のタレと相性が良く、特別な味付けをしなくても美味しく食べられます。

周囲の具材にイカの匂いが付きやすいため、気になる人はホイルに包んで焼きましょう。

ホイル包みなら、焦げ付きを気にせず様々な味付けが楽しめます。

  • みりんと醤油がベースの甘辛味
  • バター醤油
  • 醤油をからめて焼き、マヨネーズをかける

イカは強火で一気に加熱すると固くなりやすいので、じっくり焼きましょう。

ホタテ

ホタテは、殻付きから食べやすい貝柱まで様々な形で売られています。

肉がメインの焼肉なら殻付きは場所を取り過ぎてしまうため、殻なしが扱いやすいです。

定番の味付けはバター醤油焼きです。

刺身用貝柱を使うときは、サッとあぶる程度にとどめて中のプリっと感を楽しみましょう。

栄養バランスを考えるなら野菜は必須!サイドメニューでも取り入れやすい

焼肉をするなら、栄養バランスを考えて野菜も積極的に取り入れましょう。

焼肉プレートで一緒に焼くほか、サイドメニューとして箸休めを用意するのもおすすめです。

焼肉プレートで一緒に焼きたい野菜

焼肉プレートで一緒に焼きたいのは、油と相性が良く焼くと甘みや風味がアップして美味しくなる野菜です。

  • たまねぎ
  • 白ネギ
  • とうもろこし
  • かぼちゃ
  • パプリカ
  • きのこ類(しいたけ、マイタケ、エリンギなど)

たまねぎや白ネギは、生では辛いですが油と加熱により甘みが増します。

焼肉の定番野菜、とうもろこしやかぼちゃは子どもから大人まで食べやすいです。

焼肉プレートだけでは火が通りにくいため、あらかじめレンジ加熱して火を通しておきましょう。

パプリカは彩り鮮やかで、ピーマンよりも肉厚で苦みが少ないのが特徴。

みずみずしく食べ応えもあり、焼肉の箸休めにぴったりです。

きのこ類は油との相性が抜群で、焼肉プレートで焼くことで香ばしさも出ます。

食物繊維が豊富なので、栄養バランスを気にする人はぜひ取り入れましょう。

簡単調理でさっぱり美味しい野菜のサイドメニュー

野菜のサイドメニューは、切って混ぜるだけといった簡単に用意できるものだと負担が少ないです。

  • やみつきキャベツ(レタス)
  • トマトの混ぜるだけサラダ

やみつきキャベツ(レタス)は、ゴマ油と塩さえあれば基本の味付けは完成します。

アクセントにニンニクや海苔を加えてもよく、味に深みが欲しい人は鶏ガラスープのもとや中華だしも少量加えましょう。

トマトはざく切りして和えるだけで1品完成します。

  • ゴマ油+塩昆布
  • ツナ+ポン酢
  • 青じそ+ドレッシング

上記の例のように、家にあるものでも相性の良い食材が多いです。

なお、生のキャベツには胃の粘膜を保護する働きを持つ「ビタミンU(キャベジン)」が含まれます。

焼肉の油で胃が疲れやすい人は、キャベツのサイドメニューも積極的に取り入れましょう。

チーズは焼いて食べるだけでなくディップさせて味変も楽しめる

チーズはカリカリに焼いたりトロトロにしてディップしたりと、焼肉のタレ以外の味が欲しいときに重宝します。

カリカリチーズが好みの人は、プレートの端のほうでスライスチーズをじっくり焼きましょう。

ディップして楽しみたい人は、カマンベールチーズを用意してください。

そのままホットプレートにのせると焦げ付いたり穴から落ちたりするので、アルミ皿にのせて焼きましょう。

野菜を付けたり、中身がトロトロになったチーズが楽しめたりします。

あまじょっぱい味が好みの人は、デザート感覚ではちみつをかけて食べるのもおすすめです。

塩分とカロリーの対策をするなら刺激的なレモンやわさびを用意

焼肉では塩分やカロリーを多くとりやすいので、健康面で気になる人は刺激的な薬味を活用して対策しましょう。

酸っぱいレモンやツンと辛いわさびは塩気がなくても満足感を得やすく、焼肉のタレよりも大幅に塩分や糖分を減らせます。

刺激的な薬味が苦手な人は、さっぱり食べられる大根おろしを用意しましょう。

大根おろしには、消化を助ける酵素や塩分の排出をサポートするカリウムが含まれていて、焼肉にぴったりです。

ほかにも柚子胡椒やマスタード、からしも独特の風味がクセになります。

焼肉のタレ以外にも薬味を活用して、塩分やカロリー対策をしつつ味の変化も楽しみましょう。

焼肉のときの主食には焼きおにぎりや焼きそばが美味しい

焼肉がひと段落したあとは、美味しい肉から出た脂が活かせる焼きおにぎりや焼きそば(うどん)を作るのがおすすめです。

焼きおにぎりは穴あきプレートでも作りやすく、焼肉のタレを混ぜて焼くと香ばしい香りも楽しめます。

焼きそばや焼うどんは中途半端に余った具材を使えるため、後片付けも楽です。

穴や溝がないホットプレート限定になるものの、具材と脂を活かしたチャーハンも作れます。

焼肉のタレ味だけでなく、キムチや副菜のナムルを合わせてビビンバ風の味付けも楽しみましょう。

家の焼肉が美味しくないのはなぜ?下ごしらえや焼き方のコツ

家で焼肉をすると、焼肉屋さんと違い美味しくないと感じるケースがあります。

「美味しいお肉を買ったはずなのに」と残念な気持ちにならないためにも、原因をはっきりさせましょう。

美味しくないと感じるときは、下ごしらえまたは焼き方の問題が多いです。

  • 肉の温度管理
  • 焼く前の下味
  • 薄切り肉はしっかり広げておく

冷凍肉は、温度管理を間違えると旨味がなくなりパサつきやすくなります。

焼肉屋気分を味わいたい人は、下味にもこだわりましょう。

焼くときは、簡単なコツを押さえるだけで今までより美味しく焼けます。

  • 焼くのは余熱が完了してから
  • 脂の多い部分から焼く
  • 裏返すのは1回だけ

ひと手間かけるだけなので、1つでも取り入れてみましょう。

冷蔵庫に入れていた肉は30分ほど室温において常温に戻す

冷蔵庫に入れていた肉は、30分ほど室温でおいて常温に近い温度にしましょう。

冷たいままいきなり焼くと、分厚い肉は真ん中まで熱が伝わるのに時間がかかります。

長時間焼くと肉汁が逃げてパサついたり、部位によっては固くなったりして美味しく感じられません。

ホルモンや豚肉・鶏肉は、中心まで火を通さないと食中毒のリスクもあります。

冷たいままだと、表面はこんがり焼けていても中心は生で気付かず食べてしまう場合も。

常温に近い温度に戻せば、焼き過ぎず中心まで適度に熱が通って美味しい焼肉が楽しめます。

冷凍肉は冷蔵庫でゆっくり解凍するとドリップが出にくい

焼肉で冷凍肉を使用するなら、可能な限り食べる前日のうちに冷蔵庫に移しましょう。

ゆっくり低温で解凍すると、肉の細胞が壊れにくくドリップを最小限に抑えられます。

ドリップが発生するのは、急な温度変化で肉の細胞の壁が凍った水分により壊されるためです。

ドリップには肉の水分だけでなく旨味も含まれているため、解凍に失敗した肉は焼き上がりの味・食感ともに落ちます。

もし解凍を忘れてしまったら?

冷蔵庫に移すのを忘れていたら、食べるまでに残された時間で解凍方法を選びましょう。

まだ半日以上時間が残っているなら、氷水につけて解凍します。

流水ではなく溜めた氷水でじっくり解凍すると、急な温度変化が防げます。

もうすぐ食べ始めるタイミングで解凍していないときは、電子レンジと流水解凍のどちらかで解凍してください。

電子レンジの利用は、200W以下の設定ができるか解凍モードがある機種が向いています。

肉の様子を見ながら、途中で上下を返して均一に解凍できるよう調節しましょう。

肉が真空パックされているなら、流水解凍も1つの手段。

しかし、冷凍庫内の-18℃の環境から常温水に浸すと、温度変化が大きいためドリップが出やすいです。

常温解凍はNG

時間がないからと焼肉をする予定のテーブルの上に肉を放置するのは、最も多くドリップが出る解凍方法です。

常温で放置し過ぎると、肉が傷んで臭いが発生する恐れもあります。

特に夏場は気温が高く傷むリスクが高いため、必ず低温で解凍しましょう。

焼く前に下味を付けると簡単に焼肉屋気分が味わえる

焼く前に下味を付けると、焼肉屋のような本格的な味わいが楽しめます。

同じ部位を大量に買ったときも、味を変えればバリエーションが増えて満足度が高くなりやすいです。

下味をいくつか紹介するので、気になる味があったらさっそく取り入れてみましょう。

ゴマ油+ニンニク+塩コショウ

家にあるもので揃えやすい、ゴマ油とニンニク、塩コショウの下味です。

ゴマ油が肉にコクを加え、焼くときに肉汁の流出を防いでジューシーな焼き上がりになります。

ニンニクはすりおろしたものを使用し、好みで量を調節してください。

食べるときにタレをつけるため、塩コショウは控えめにしましょう。

漬け込み時間は30分程度でも十分に下味がつきます。

焼肉のタレを揉みこむ

市販の焼肉のタレを揉みこむだけでも、いつもの焼肉がワンランク上の美味しさになります。

タレは好みのもので構いませんが、焼肉屋らしさを出したいなら専門店のタレを使用しましょう。

タレに含まれる旨味成分が肉にしみ込んで肉がより美味しくなり、保水効果によるジューシーさアップが期待できます。

揉みこむタレの量は、肉の重量に対して20%程度(肉100gあたりタレ20g)です。

漬け込み時間は揉みこんだあと冷蔵庫で30分から1時間程度で、焼く前は常温に戻しましょう。

塩こうじを揉みこむ

さっぱりした味わいが好きなら、塩こうじを揉みこみましょう。

揉みこむ量は、肉の重量に対して10%程度(肉100gあたり塩こうじ10g)が目安です。

発酵食品である塩こうじは、漬け込むことで肉をやわらかくする効果が期待できます。

1時間程度漬けておき、焼くときにこうじの粒が気になる人は軽くふき取ってください。

牛肉はもちろん、豚肉とも相性がいい下味です。

薄切り肉は畳まれている部分を広げておく

お徳用で買った薄切り肉や切り落とし肉は、畳まれたりダマになったりしている部分を広げましょう。

重なった部分を残したまま焼くと、温度が均一に伝わらず焼け方にムラができます。

全体に火を通そうと焼き過ぎて固くなったり、ダマの部分の食感がイマイチに感じたりと良いことはありません。

プレートにのせてからではなく、焼く前に広げておくほうが綺麗に焼けます。

解凍しきれていない肉は、無理やりほぐそうとせず時間をおきましょう。

ホットプレートを使うなら200℃に予熱してから焼く

温度調節ができるホットプレートや焼肉プレートは、200℃に予熱して温まりきってから焼き始めましょう。

温度が高過ぎると火の通し過ぎになったり、分厚い肉は中だけ生焼けになったりします。

まだ冷たいままのプレートに肉をのせると、必要以上に焼く時間が長くなりパサつきやすいです。

具材を一度に多くのせるとプレートの温度が下がるため、ぎゅうぎゅう詰めにせず適度な間隔を保ちましょう。

脂の多い部位を先に焼いてくっつき防止

焼肉プレートは、脂が多い部位を先に焼くとくっつき防止になります。

脂の量 部位
多い バラ肉
カルビ
ロース
トントロ
少ない ヒレ
ランプ
モモ

焼肉の定番であるカルビやロースは、焼きはじめにもってきやすいです。

脂が多い部位でも、プレートの温度がしっかり上がってから焼きはじめましょう。

低い温度から焼き始めると、肉のタンパク質がプレートにこびり付きやすくなります。

肉と金属は、50℃を超えると熱凝着と呼ばれる反応が起きてくっつく性質があるためです。

温度を200℃まで上げれば、すぐに表面が焼き固められてプレートにくっつくのを防げます。

調味料の焦げ付きもくっつく原因となるため、取り除いてから焼きましょう。

肉の表面が汗をかいたように肉汁がにじんできたら1回だけ裏返す

肉をプレートに置いて焼きはじめ、表面に肉汁がにじんできたら裏返します。

肉を返すのは1回だけにとどめるのが、ジューシーでやわらかく焼くコツです。

裏返したあとは、サッと表面を焼いて焼き色が付いたら皿にとります。

何度もひっくり返すと、その都度肉汁がこぼれてパサつきや固さの原因となり美味しくなりません。

温かいうちにタレにつけて、美味しくいただきましょう。

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